2011-03-28

生誕100年 「岡本太郎展」



2011年が岡本太郎生誕100年にあたるのを記念して3月8日から5月8日まで東京国立近代美術館で「岡本太郎展」が開催されています。

『対決』をテーマに岡本太郎が立ち向かってきた色々な相手展示の章として紹介しています。

大阪万国博覧会で有名な「太陽の塔」の構想スケッチや代表的な彫刻、「眼」をモチーフにした作品など、約130点展示されています。



岡本太郎の作品に詳しい訳でもないですが、大きな絵画を目の前にして見ているとなんかこう、力強さといいますか、威圧感を感じます。太陽の塔の制作会議や作品の制作のVTRが少し流れていたんですが相手に自分の考えや意見を話しているときや絵を描いている時の表情は圧倒されます。眼力がすごい。



それぞれ作品には作品名と説明書きがされていましたが、その説明を何度も読んでも理解が難しかったりします笑。人の頭の中なんて100%理解できるものではないから感じ方は人それぞれでいいと思います。

だから惹かれてしまうのかもしれません。

2011-03-25

建築家・坂茂 避難所での簡易間仕切り


建築家・坂茂氏による「ボランタリー建築家機構」が東北地方太平洋沖地震での被災地避難所での紙管と布を使った簡易間仕切りを設置するプロジェクトが進行しています。

避難所である体育館などの大空間での共同生活、現状そこにプライバシーはありません。

プレハブなどの仮設住宅に移るまで長い時間が必要とされます。そこでのプライバシーの確保をするとともに精神的な負担、ストレスの軽減を計ります。











坂茂氏は阪神大震災や海外で起きた災害などにも積極的にいち早く動き出し活動している方です。

紙管といっても強度は強く、防水処理をし、不燃塗料を塗り圧縮、雨風や火にも耐えられます。そして軽く組み立て作業も力の弱い女性でも可能でリサイクルも可能なものです。

24日に栃木県宇都宮市の姿川生涯学習センターで、デモンストレーションを行ったようで来週に本設置を行うそうです。

そのために募金とボランティアでの設置作業の手伝いができる方をHP上で募集しています。


坂茂 : http://www.shigerubanarchitects.com/SBA_NEWS/SBA_news_5.htm


2011-03-24

倉俣史郎とエットレ・ソットサス展

昨日やっと21_21DESIGN SIGHTで開催されている倉俣史郎とエットレ・ソットサス展を見に行きました。





倉俣氏の作品の展示は、スターピース、割れガラス、エキスパンドメタルの造形、80年代後半にはアクリルとアルマイトを使用した作品へと移行していきます。

時代が進むにつれて素材や表現の仕方も変わっていっています。

工場からでるガラスのくずを混ぜたスターピースや天板に割れガラスを使用したテーブルは、割れたガラスの断面が光をあちこちに屈折させ、見る角度によって平坦なものに凹凸があるように錯覚させます。名前の通り、星のようにきらきらととても綺麗でした。





アクリルを素材とした作品は透明感があり色鮮やかで美しく浮遊感を感じさせます。

倉俣氏は「音色」という言葉が好きだったようです。

空中に浮かぶ色鮮やかな色をそのまま時を止めて封じ込めたような作品は五感に響きます。

彩色されたアクリルが光を浴びて床や壁に映し出された影などにも注目です。



「ミス・ブランチ」も同様にバラの花が重力によって地面に落ちていく瞬間をカメラのシャッター

におさめたみたいに、散りばめたバラの花を椅子のカタチに空間を切り取ったみたいに、重力と見た目の重量をまるで感じさせない軽やかさがあります。

コクヨには世界でただ一つしかないミス・ブランチの初期のプロトタイプがあるようです。

アームの部分が展示のものとは異なっています。





ソットサス氏が最晩年に残したドローイングをもとに、ガラスで制作された「カチナ」。

世界初公開作品で展示には20点が展示されています。

カチナはアメリカインディアンが信仰する精霊のような存在。主に素材とするものは木ですがそれとは違う、ガラスを用いたソットサス氏ならではのカチナたち。

展示説明には、「水のカチナ」「子供のカチナ」「怒りのカチナ」「鉛筆のカチナ」など・・・計7体のカチナがあると書かれていますが、すべての展示物に名前は書いてなかったのでどれがどのカチナなのかなって考えながら見ていくのも楽しみ方の一つかと思います。





生前のインタビューで倉俣氏は、「デザインにおいて、根源的な喜びが機能を超えなければならない。」と話し、
ソットサス氏は、
「人生や生命は知性が軸ではなく、フィーリング(感覚)、タッチ(触覚)などの五感による知覚の方が大きいのだ。」と語ったそうです。

お互いの表現方法は異なれど、機能や生産性利便性を超えて生活に喜びと感動を与えたいと求めた考えは同じだったと感じました。


「倉俣史郎とエットレ・ソットサス」展
夢見る人が、夢見たデザイン
5月8日(日)まで http://www.2121designsight.jp/

2011-03-11

PAPER SELF

紙でできたつけまつ毛「PAPER SELF」。



中国の切り紙工芸である「剪紙-せんし」の技術から発想を得たもの。

一般のつけまつ毛は人口毛などが使われるが、このPAPER SRLFは世界の森林とその木材の流通、加工過程を管理するFSC(森林管理協議会)の認定紙を使い自然にも人にも優しい素材で作られています。



繊細でインパクトもあって結婚式やパーティなどで使うと目を引きますね。

周りの男性はあなたのまつ毛に釘付け間違い無し。

自分は付けないけどほしいです。





そして何を隠そうこのモデルさん、






僕タイプです。


Dsigner : Chunwei Liao

2011-03-10

2 years 

昨日卒業式のあと卒業制作プレゼンテーションの最優秀賞の発表がされました。

結果、最優秀賞頂きました!やったぜーー!



そのあと卒業修了制作展の一般の見に来てくださったお客さんからの投票。

インテリアデザイン、スタイリスト、プロダクトの3つの専攻の中からの

最優秀の発表。

結果、グランプリ頂きました!やったぜーー!



今まで特に賞ももらったこともなかったので本当に嬉しかったです。

賞状に自分の名前がのってるのが変な感じがしてこそばゆい。

自分は感情表現が下手とゆうかあまり表に出さないタイプなので

飛び跳ねて喜ぶとかできません。ほんとはそうしたい気満々なんですが。

とにかく嬉しい。


なにより講師の方々、協力してくださった外注先の会社の方々、

周りの人達の応援、それらなくしてはできませんでした。

自分は助けてもらってばかりです。

本当にありがとうございました!!


副賞として、
KONSTANTIN SLAWINSKIのNOOOODLE SPAGHTTI MEASUREと
MOMAのパーペチュアルカレンダーを頂きました!やったぜーー!


Designer : DING 3000


Designer : Gideon Dagan


KONSTANTIN SLANSKI


僕の卒業制作の作品はこちら

2011-03-09

Graduation

2011年 3月9日 水曜日。


バンタンデザイン研究所、卒業でございます!


デザインを学び始め2年、上京して2年、初めての一人暮らしで2年。
この2年間は自分にとってなにやるにも初めてだらけでした。
少しは成長できたでしょうか。


今こうしてパソコンで文章を書いてる自分なんて想像もしてなかったし、
一人で生活して生きていくのがこれほど大変なものだったとも想像して
なかったですはい。

学校では講師の方々や同じ学生と、色んな人と出会えて良かった。

ロープレみたく色んな人と話して情報交換し、その情報をもとに行った
ことのない街でアイテムをゲット。
プレゼンとゆうバトルに勝つ為にスキルを身につけ作戦をたてる(徹夜)。
この2年での経験値はどのくらいたまっただろうかー


とにかく泣いても笑っても卒業で、素敵な1日にしたいです。

2011-03-02

MY-B 「FREESTYLE FOOTBALL」

自分のバイトしている居酒屋で一緒に働いている二人組、「MY-B(マイボー)」。
この二人にはいつも刺激を受けてます。
毎日のように練習して、夜遅くまでバイトをして、二人で一緒に暮らしていて決して生活だって楽ではないと思います。
この二人を近くで見ていると自分はまだまだだ、もっと頑張れるって感じることができます。

東京で出会った僕の尊敬する大好きな人達です。






MY−B オフィシャルブログ