建築家・坂茂氏による「ボランタリー建築家機構」が東北地方太平洋沖地震での被災地避難所での紙管と布を使った簡易間仕切りを設置するプロジェクトが進行しています。
避難所である体育館などの大空間での共同生活、現状そこにプライバシーはありません。
プレハブなどの仮設住宅に移るまで長い時間が必要とされます。そこでのプライバシーの確保をするとともに精神的な負担、ストレスの軽減を計ります。
坂茂氏は阪神大震災や海外で起きた災害などにも積極的にいち早く動き出し活動している方です。
紙管といっても強度は強く、防水処理をし、不燃塗料を塗り圧縮、雨風や火にも耐えられます。そして軽く組み立て作業も力の弱い女性でも可能でリサイクルも可能なものです。
24日に栃木県宇都宮市の姿川生涯学習センターで、デモンストレーションを行ったようで来週に本設置を行うそうです。
そのために募金とボランティアでの設置作業の手伝いができる方をHP上で募集しています。
坂茂 : http://www.shigerubanarchitects.com/SBA_NEWS/SBA_news_5.htm
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